~ ユタになるまで №2 ~ 友達の霊感をひらいてしまった・・・ 高校2年・・・教室で赤い渦で所々ピカピカ光る物をいくつも見ていた時周りのクラスメートには「何も見えない」と言われた・・・休み時間に隣のクラスから友達が来て「ほら!見えるでしょ?」と聞く私に3人の友達は「見えないよ!」(泣)あちこちに動きいくつもあるその光を指で追いながら「あそこ、こっち」と何度も何度も聞いていたら一人の友達M美だけが「あっ!見えた!!」と答えた・・・M美は私が何も言わないのに「こっちにもあっちにも・・・」と言い出した・・・それを聞いて見えるのは私だけじゃなくて良かったと思った・・とその時は思っていた・・・その時M美の霊感をひらいてしまった事に気づかなかった・・・ M美との電話・・・(逆判断) 2011.8月末・・・M美と電話で話した時だった・・・あれから20年以上も経って高校の時の話から始まり霊感の話になった・・・M美は言った『あのさ~自分が思っている事と反対の事が起きるんだけど・・・だから「この人は先が短いんだろうな~」って思う事にしてる』私は「そんな事ダメだよ!普通の人は病気や事故以外では長生きするのがあたりだと思うのが本当で早く死ぬなんて考えないだろう!」M美は「うん」と答えた私は続けて「その力を私のせいでひらいてしまったかもしれないけど理由があって与えられたものだから素直に受け止めないといけないよ」と言ったらM美は少し考えて「そうだね」と答えて「えみに聞きたい事があるんだけど・・・」と言い「何?」と聞くと言いにくそうに「あのさ~『におい』ってある?」と聞いてきた「うん!あるよ例えば線香のにおいとか・・・なんで?」「やっぱり!!」M美は続けて「うちさ~誰も居ないのに、たまに線香のにおいがする時があるんだよねっ」よく分からなかったからいつかえみに聞こうと思っていたんだぁ」「最近亡くなった人とかがすれ違う時とかなんかにあるよ」「そっか~やっぱりね~」私は「いつからあるの?」と聞いたら二十歳前からかな~」「・・・ごめん・・・えみが霊感ひらいちゃったね」って謝った、その時初めて彼女の霊感を開いてしまった事に気づき申し訳なく思った・・・でもいつかは彼女もひらく時期があってそのきっかけが私だったのかな~と考え直したりもした。 におい・・・ そういえば・・・今では普通になってて忘れていた「におい」高校の頃よく登下校の時に通る道・・・必ず同じ場所で線香のにおいがした・・・近所の人がいつも線香を焚いているのだろうとばかり思っていたけど・・・今考えると普段遊んでいる時や家に居る時もたまに線香のにおいがしてたっけ!M美と話すまで・・・今まで忘れていた。今思えば姿は見せずに存在感だけ与える霊もいたな~・・・兄の場合はステレオとか・・・よく物が壊されたって言ってたしその点私は壊される事はなかったから良かったかな!?(笑) 知り合いの葬儀で声を聞いた 知り合いの葬儀に参列したとき声が聞こえてきた・・・その声は知り合いHさんの声で「ごめんな、ごめんな」と奥さんを気遣ったものだった・・・私はボソボソっと返答した・・・ しばらく経ってからお宅へお邪魔しておしゃべりをしていたら立ちくらみのようにフラッとして急に「うん、うん」と頷き「わかる、わかる」と独り言を言っていた(・_・;)「全然分からないけど」と言いながらも独り言は収まらなかった・・・亡くなったHさんと話しているのは分かったけど内容は分からないのに何故「分かる」って言ってるんだろう?何が分かるの?自問自答しながら勝手にしゃべるし・・・ |